コロナにかかったのでGTDを学び直した
今月上旬にコロナにかかり、まとまった時間が取れたのでGTDを学び直すなどした。
GTDには心得があるつもりだったので、事務仕事やるようになってからTodoリストを作って真似事をしながらタスクをこなしてきた。しかしうまく回すことができずに締め切りを守れなかったこともしばしば。
タスクが多いあまり、常に頭の中に「あれもやらないと、これもやらないと、あの件は大丈夫だったかな、漏れていることはないかな」と仕事のことでびっちり。胃が痛い毎日を過ごしていた。
そんな状況を打破するため、コロナの待機期間の1週間みっちりと学び直してみた。
参考書籍・サイト
今回はこちらのサイトを参考にさせていただいた。
タイトルの通り、これ以上ないくらいに丁寧に解説してくれたので原著買わなくて良かったんじゃないか疑惑が浮上。それくらいわかりやすくまとめてくれているのでこちらのサイトはぜひ見て欲しい。
ちなみにGTDの原著はこちら。
GTDの基本的な流れと効果
GTDは4つの段階に分けることができる。
- 頭の中のタスクを1箇所に全部吐き出す
- それを決められたフローに沿って処理する
- 実行する
- レビューする(新しい再度タスクを吐き出し、処理する)
特に威力を発揮するのが1だ。
タスク管理がうまく行ってないと今自分が抱えている仕事が見えないし、次に何をやるかわからないから不安になる。ワーカホリックになるのもこのためじゃないだろうか。
自分の抱えている仕事を吐き出すと見えなかった敵が見えるようになり、心理的負担がかなり軽減される。敵の姿が見えれば攻撃方法も検討できるよね。
GTDとはタスクの下ごしらえ
この一連のフローによってタスクを処理していくことは、料理においての下ごしらえと同じである。魚を捌く時にウロコを取ったり、生臭さやぬめりをとるために塩もみするなどのことをタスクに対して行っているのだ。
このフローで処理されたタスクは「あとはやるだけ」という状態のものである。さばいたあとの魚の切り身状態。煮るなり焼くなりお好きにどうぞ的な。
そういった切り身状態のタスクたちが集まったリストから本日やることを選んで実行していく、というのがGTDの本質だ。
今まで理解していたのは上辺だけじゃん!本当はこういうことだったんか!!と気づき、かなり有意義なコロナ休暇になった。
さいごに
GTDはタスクを下ごしらえし、実行しやすくするためのフレームワーク。
建設業のようにやることにまみれている人こそ本気で取り組む価値はある。
僕はマニャーナの法則も合わせて運用しているが、仕事に追われるという感覚はかなり薄くなったのでこれもおすすめしたい。