たるんだボディの改修記録

とまこまいのブログ

地方の工務店跡継ぎが運営しています。仕事の効率化やタスク管理、日々の思考など。

マニャーナの法則で仕事がガラッと変わった件について

先日コロナにかかって療養していたが、予想以上に暇だったので今一度タスク管理や仕事術についてガッツリ学び直すぞ!と思い立った。

そこで10数年前から知っていたjMatsuzaki氏のブログを改めて読んだところ、感銘を受けたのがマニャーナの法則。

この本を読んで僕がいま実行していることについて紹介していく。

 

マニャーナの法則

本書の根幹となる法則がこれ。

ひとことで言うと「今日新しく発生した仕事は明日やる」ということ。

本当に緊急な仕事は当日中にやらないといけないけれど、ほとんどの仕事は明日でも問題ない訳です。

こうやって1日分バッファーを設けることで、仕事に追われる感覚も減って気持ちに余裕が生まれました。

 

クローズリストを使う

これはタスクを実行していくときの考え方ですが、前もって1日分のやることを決めておき、それ以上はやらないというもの。

今までは「今日発生した仕事も今日こなす」というマニャーナの法則の真逆。

とりわけ急ぎでないことも今日こなさなければならないという強迫観念にとらわれて一気に全部やろうとする。

けれども多すぎるタスクに嫌になってYoutubeなどに逃げる。

そんな自分が嫌になり更にやる気が出ない。という悪循環に陥っていた自分を助けてくれたのがこのリスト。

実行タスクについてはGTDで事前に整理しておくことが好ましいかな。

 

自分はこんな立場

現場管理から営業に足を踏み入れている段階で、営業のタスクをこなしながら現場も納める、一般的な工務店の社長のような立ち位置の1年生。

営業活動の膨大なタスク処理に加え、現場のこともやらなければいけない。

そこに加えて現場作業も社長から指示を受けて行っているのでかなりてんやわんや。

そんな状況こそこのマニャーナの法則を活かすべきだったが当時はそうもいかず、タスクを処理しきれなくてパンクした。

 

取り入れての感想

まだ忙しさのピークの時期に運用していないのでなんとも言えないが、それでもタスクが多くててんやわんやになっている状況。

そこでの「仕事は明日やる」というインパクトは大きく、心理的な負担がだいぶ軽くなった。

おまけにGTDでタスクを頭の外に追いやることができたということもあってストレス度合いは当初の半分以下になったのではないかという体感がある。

上記2つを実行しただけでも日々の心理的負担が減ったし、仕事に追われる感覚も減って平常心を保つことができているように感じている。

 

さいごに

実践しているのは主にこの2つだ。

今まで仕事術についてのビジネス書をそれなりに読んできたが、一番最初に読むべきだった本だと感じた。この基本的な考えがなければそもそも仕事の処理速度も上がらないし、忙しすぎてメンタルもやられることはなかったかなと。

でも今この本に出会えたのは運命だったんだなと思えるくらいの良書。

すべてのビジネスマンにおすすめできる1冊。ぜひとも手にとって頂きたい。